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職員研修を行いました!~ 札幌市東区 児童発達支援・放課後等 デイサービス てとり・てとりキッズ
毎月行われている職員研修。今回のテーマは『伝える力』です!
生活の中で人と話す機会は多くありますが、自分は人前で話すことが苦手て、相手に上手く伝わらないという 経験はありませんか?
我々も日々の療育活動でお子様、送迎時に保護者様と会話をさせて頂く機会がありますが、自分の意図を 上手く伝えられず、場合によっては誤解を与えてしまう事もあると思います。そうなった場合お子様の療育に影響を及ぼす事も考えられます。そこで、今回の研修を通して職員の伝える力を育み、皆様とより良い関係性の構築を図り、円滑な療育活動に繋げる事を狙いとして行っています!
始めに『 皆さんは人前で話すのは得意ですか?』と職員に質問するとするとほとんどの職員が「苦手」と答えて いました。また、てとり、てとりキッズの児童にも同様の質問すると「嫌だ」「やりたくない」と答える児童が多く いました。日本の社会人に聞いたアンケートでも全体の6割の方が「苦手」と答えたそうです。
日本人が話すことを「苦手」とする要因は様々あります。1つ挙げると「話し方の基本ルールを教わる場所が ない」という事が言えます。アメリカでは小学生から自分の事を人前で話す機会が日常的にあり、また話し方を家庭で練習する文化があります。そのため親や先生がお手本となり伝える力を育みます。一方、日本では、日常的に自分の事をを話す機会が少なく、話し方を練習するにも「苦手」と答える割合の方が多いため、教え方が 分からない方が大多数を占めていると思われます。身近なお手本がいない事が親から子へ受け継いでいる ため、話すのが「苦手」と答える割合が多くなると考えられます。余談ですが子どもたちの前に立って話す校長 先生も半分以上の方が独学で話し方を学んでいるそうです。
この事を踏まえ、『伝える力』を育む目的で職員間で伝言ゲームを行いました!ゲームの中で「どうしたら相手に伝わるか」を考えながら実践し、それぞれ工夫を共有しています。意見としてでた工夫として
①結論(全体像)から先に伝える
②その人にとって分かりやすい例えで伝える等の意見を交わしています。
伝えるためには『相手がどう受け取るかを考える!』事が大切だという事を改めて学びました。
療育活動の中でも職員がお手本となり、伝言ゲームや子ども会議を通して子どもたちの「伝える力」を伸ばしていきたいと思います。