2021.07.21
みんな
心理指導担当職員のぼやき VOL.7 ~『最後までやる』こと~ 札幌市東区 児童発達支援・放課後等デイサービス てとり・てとりキッズ
新型コロナウイルスの影響で運動会が延期になり、ここ数週間で各学校や幼稚園で延期されていた運動会が開催されていました。
「応援しに来てね」と声をかけてくれる子たちもいましたが、一家族につき入場できる人数等がありました。
校庭の外から見ることができる範囲で見れた学校もあり、頑張っている姿を目の当たりにできて嬉しかったです。
外遊びを多くしている施設なので、リレーの選手に選ばれている子や、徒競走では上位に入賞できたりする子たちも多くいます。
ですが、どんなことでも「最後までやる」ことが僕は大事だと思います。
数年前まで札幌市でスクールカウンセラーをやっていた時に部活動を担当させてもらっていました。
土日や休日を返上で部活に明け暮れていた子たちに、「中体連で最後に流す悔し涙は要らない」とよく言っていました。
最後に流れる涙は「頑張ったよね」「みんな2年半ありがとう」「やりきった」と思える涙を流してほしいと願っていました。
その「やりきった!」「頑張れた!」という『効力体験』はどこかのタイミングで ”自信” に変わります。
そういう体験を演出するのが、子どもに関わる我々大人の仕事なのかな~っと日々思っています。
日常の中でも小さな達成感が沢山あると思います。
「今日はここまで宿題を終える」とか
「今日は〇〇ちゃんと△△をしたい」とか
「今日こそ先生にババぬきで勝つ」とか
そういった小さな達成でも「やりぬくこと」を大切にして関わりを深めていければいいなぁと思っています。
心理指導担当職員:松本
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