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心理指導担当職員のぼやき VOL.8 ~川遊びをすること~ 札幌市東区 児童発達支援・放課後等デイサービス てとり・てとりキッズ
夏休みが始まりました!
今年の夏はとにかく暑いですね…。
少しでも『涼』を求め、てとり・てとりキッズでは豊平川で川遊びをしています。
「冷たくて気持ちいいよね」とお互いに『共感する』ところからはじまり、「こっちに〇〇があったよ」「こっちは△△だったよ」とお友だち同士での交流も活発になります。
お友だち同士でのコミュニケーションが活発になると、そこに『共感性』が生まれます。
いつもと違うフィールドで遊ぶことで、新たな発見が沢山生まれます。
そういった環境でこそ友だちとの絆を深められる体験が得られるのだと僕は思います。
もちろん、五感を使ってダイナミックに遊べることや、着替え等もしなければいけないので基本的生活習慣の自立に向けた行動に対しての治療的な関わりができるのも川遊びのメリットです。
夏にこのように遊べることはとても治療的で、有意義な時間になっています。
一方で、毎年のように若い世代の人たちが川遊びをしていて流されてしまっている現実もあります。
遊び慣れてくると、「これくらいなら大丈夫」と自分の力を過信してしまい、本来であれば危険であることも「大丈夫」と自制心に欠けた行動をとってしまいがちです。
それは人間の心理上、よくあることだと思います。
そういった事故を起こさないためにも、ルールや約束事を徹底させるような関わりを、出発前に視覚提示をして伝えるようにしています。
安全に遊べるように職員が危険箇所に配置し、必要に応じて杭やスズランテープで範囲を決めて遊んだりもしています。
ルールや約束事だらけで窮屈に感じるかもしれませんが、ルールや約束事が無いと『危険』がそこにあり、『楽しい』という気持ちも直ぐに消えてなくなります。
年齢を重ねる度に「なんでそんなことまで決められなければいけないの?」と思うかもしれません。
そのような時に「ルールや約束事に守られている」安心感に気づいて貰えればいいなぁ~とも思います。
ルールや約束事を守ることに関してはまた後日公開しよいうと思います!!
心理指導担当職員:松本
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