みんな
心理指導担当職員のぼやき VOL.10 ~精神分析的心理療法セミナーを受けました~ 札幌市東区 児童発達支援・放課後等デイサービス てとり・てとりキッズ
8月22日(日)にオンラインでのセミナーを受けました。
僕ら臨床心理士資格を持っている人たちは5年の間に研修や学会に参加し、定められた研修ポイントを集めなければ資格更新をしていけないことになっています。
「臨床心理士としての研鑽を積みましょう」ということなのですが、コロナ以前は受けてみたい研修が首都圏での開催が多く、参加するのにも飛行機を予約して、ホテルを確保して…っといった具合でしたが、コロナ禍による『オンライン』という恩恵(といってもいいのだろうか?)を授かることによって、全国的な研修も受けやすくなり、興味のある研修にはオンラインでガシガシ参加させてもらっています。
今回は『精神分析的心理療法』という僕自身も学生時代に基本的なことを学んだくらいでしかない分野に足を踏み入れました。
『精神分析的心理療法』がどんなものなのかは長くなるので割愛しますが、改めて思ったのは「共通言語で話すこと」が大切なのだと思います。
心理士としての知識をもとに考えながらも、それを同じ職場にいる仲間に伝える時には、その人に伝わる言語で話をしなければ専門職として機能しないのではないだろうかとも思います。
ある子の見立てをする時に、自分だけが知っている専門用語を並べても相手は「?」になってしまいます。
自分の伝え方はどうだっただろうか?
自分の見立てていることをエピソードや数字的な根拠を基に、分かりやすく伝えられているのだろうか?
てとり・てとりキッズでは、保育士さんや児童指導員と呼ばれる人たちと協働しています。
僕は学校でもスクールカウンセラーとして仕事をしているので、そこでは教師と協働しています。
そういった人たちと上手くコラボレートできる職員でありたいなぁ~と常に思っています。
心理指導担当職員:松本
※見学や相談の問い合わせはご気軽に!!