2022.04.28

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心理指導担当職員のぼやき VOL.19  ~学習は『繰り返し』が基本~ 札幌市東区 児童発達支援・放課後等デイサービス てとり・てとりキッズ 

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『九九が覚えられない』『漢字が覚えられない』

そんな子どもの悲痛な(?)叫びと、親御さんの悩みを聞く事が多くあります。

『記憶』は、記銘(脳に書き記す)→保持→再生(保持していたものを呼び起こす)

これを繰り返すことで、神経回路はどんどん太くなり、より思い出しやすくなるわけです。

それには『繰り返す』ことが必要で、学習の基本は『繰り返し』なのです。

その『繰り返し』は幼少期の遊びの中で身に着けられると考えられています。

 

何度も何度も同じ設定繰り返されるゴッコ遊び

大きな砂山を作りたくて何度も何度も砂を運ぶ

自転車が乗るのが好きで近所の決めたコースを何周できるのかを繰り返す

 

そんな遊びでの『繰り返し』をてとりグループでは大切にし、「頑張ったね」「沢山できたね」とフィードバックしています。

積み木を積み上げる→壊す→壊れるのが面白い→また積み上げる→壊す…

幼少期の遊びの発達が、その後の学習効果に及ぼす影響を調べた論文が沢山書かれていますが、やはり大事なのは『繰り返し遊ぶ』ことのようですね。

何回でも、何度でも、目的のために繰り返せる!!

そんな忍耐力や精神力、集中力を遊びの中から育てられるのは今ですね。

今日も何して遊ぼうかな~っと日々の晴天を願うばかりです!!

 

心理指導担当職員:松本