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心理指導担当職員のぼやき VOL.21 ~中高生会♯2~ 札幌市東区 児童発達支援・放課後等デイサービス てとり・てとりキッズ
先日の土曜日にてとり中高生会の2回目の活動日でした。
これはてとりに通う中高生が自分たちでどんな事をしたいのか、何をしたいのかを決めて活動します。
『自分たちのできる範囲で』と『責任を負えるか』『社会的にどうか』は考えさせますが、職員の介入は最小限に「自分たちでやった」を大切にしながら、自尊感情や自己肯定感の育ちに繋げることが狙いです。
中学生が「高校入試」のことで高校生から情報収集ができたり、何となく未来のことを考える時間にもなれればいいと思っていたのですが、1回目の中高生会からそんな話が中高生から飛び交い、何となく遠い目をしていた彼ら(笑)
将来の選択が現実的となってくる時期に、自己決定がどれだけしてきたのは大切です。
小さな活動ですが、自分たちで話し合って決めたり、考えたりする時間を与えていきたいなーっと考えています。
そんな中高生の2回目が5月21日に開催され、この日は私の誕生日でした。
「みんなで買い物したい」「お茶会したい」という彼らの欲求を汲み取り、「佑一先生の誕生日プレゼントを買いに行く」という企画を誕生日の私が企画し、プレゼント代は土谷が出資してくれました。
買い物に行く前に、私のプロフィールを読んでもらいました。
そして「佑一先生が喜びそうなものは何だろう?」とここから推理。
ここに書いてある情報以外にも「いつも●●してるよね」とか「そういえばこの間、△△って言ってたよ」等々、相手の立場になって考えることを求めています。
「青が好きで、汗をよくかく…。このブランドが好きならタオルとかどう?」
「一人暮らし?そしたら食べもののほうが喜ぶかな??」
こんな会話をしながら、私に思いを馳せてくれたのでしょう。
買ってきてくれたものは、ここに書いてある「好きなもの」に即したものばかりで、とっても嬉しかったです。
ありがとうございました。
心理指導担当職員;松本