2022.06.29
みんな
心理指導担当職員のぼやき VOL.22 ~グループ活動~ 札幌市東区 児童発達支援・放課後等デイサービス てとり・てとりキッズ
てとり・てとりキッズでは月に1度課外活動があります。
6月の課外活動は野幌森林公園に行ってきました!
100年記念塔の解体が秋に決まり、それを見納めたいのもありましたが、やりたいことはグループワーク!!
100年記念塔や野幌森林公園にまつわるクイズを出題し、公園内を散策しながら回答していきます。
「この葉っぱの感触は?」 「100年記念塔は何に見える?」
五感を使った問題を出してみました。
グループで解決したり、子どもたち同士のコミュニケーションの中からどんなことが生まれるのかを観察し、必要に応じて介入します。
グループダイナミックスを勉強すればするほど個は集団になると面白いのです!!
個が集まり、集団になると色々なことが起きます。
今回も物事を決める時や考える時には必ず話し合い。
職員は必要以上に関わらないように…でもグループが危険な方向にいかないように見守りました。
ポイントは『子どもたちが主体となる』『子どもたちが自分たちのことは自分たちで考える』です。
心理療法でも個別のセラピーだけではなく、『グループセラピー』という治療法があります。
相互作用の中で治療が展開されていくことを狙いますが、日常生活でも私たちは相互作用の中で生きています。
この行事だけではなく、私たちの療育の目標は「自分たちのことを自分たちで考える」「自分たちが主体になる」ことです。
大人になっても他人任せにすることなく、自分の意思で自己実現ができる大人になってほしいなと思っています。
心理指導担当職員:松本